男性が指を指して説明をしようとしている

カブトムシやクワガタの飼い方って誰でも知ってると思います。
適当に土入れて枝でも入れときゃ、ええっしょ。

うんうん、私もそうでした。

ただ、少し知っているだけで、いろいろと快適に飼育する事ができます。

正直そんなに違うって事はないと思いますが、私はこうしてるよって事があります。

もしかしたら、参考になるかもしれませんので、ぜひ確認してみて下さい。

前提知識として

男性が何かを伝えようとしている

特に何も考えなければ、適当に土入れて木の枝でも入れときゃいいでしょって感じだと思います。

はい。全然それでも問題ありません。

ただ、いろいろと注意点があるので、あまりお勧めはしません。

カブトムシやクワガタを飼う上でまずは、気を付けることと本当に必要なものが何なのかを説明します。

成虫はひっくり返る

オオクワガタがひっくり返っている

まず、クワガタにしてもカブトムシにしても仰向けになってそのまま一生を終えてしまうということが多々あります。

これは、起き上がれずに裏返しになり体力を消耗しつくしてしまうパターンです。

朝起きて見たらひっくり返って力尽きていたらとても悲しくなってしまいます。
もちろん途中で起き上がれることもありますが、数時間も足を動かし続けていたのであれば弱ってしまいます。

なので、土だけを入れてしまうとつかまるところがないので、必ず起き上がる時につかまれるような枝や木、葉っぱなどは必ず必要になります。

これを土の上の部分でなるべく広範囲に設置して、裏返しになってしまった時につかまるところがある状態にして欲しいです。

ケースの中で結構動き回るので枝や木が端っこに寄ってしまう場合もありますので、完璧にするのは難しいとは思います。

土じゃないよ!

茶色の土

そして、土についてです。

その辺にある土をケースに入れれば良いと思っている人もいるかもしれませんが、必要なのは土ではありません。

私も初めはそう思っていました。

成虫を飼う場合には、実は土は必要ではないんです。
基本的には産卵させる時に土を入れます。

さらに土ではなくカブトムシであれば、腐葉土(ふようど)であり、クワガタであれば専用のマットになります。

マットというのは、クヌギやコナラの木などを細かくしたものであり、パッと見は土のように見えます。
写真の土に見えるものは、クワガタ用のマットです。

クワガタ用のマットは大体カブトムシにも使えます。


ただ、腐葉土やマットにはコバエやダニが寄ってきてしまいます。

産卵させる時や幼虫を飼育する場合には、もちろん必要になるのですが、成虫を飼う時には別になくても問題ありません。

ただ、2~3日に1回くらいで良いとは思います。

クワガタで冬眠する種族であれば、夏であれば2~3日に1回、寒くなるに連れて1週間に1回程度となり、冬眠中はほとんど食べなくなります。

結構食べますので、飼う数によりホームセンターなどでたくさん入ったものを購入するのがおすすめです。

最低限用意するもの

100円ショップで揃えた飼育セット一式

クワガタもしくはカブトムシのほとんどの種類で同じ飼い方になるのですが、成虫を飼育する場合に必要なものを100円ショップ(100均)で揃えてみました。

もし私が初めて飼うならという基準で選んだ内容になります。
もちろん飼い方は人それぞれになりますので、代用品や好みのものを追加してあげて下さい。

もしかすると100円ショップでは売り切れてしまっているとか、ないものもあるかもしれません。

たくさん入ったものなど、ホームセンターの方がお得なものがあると思いますので、そちらで購入するのがおすすめです。
詳細については以降で説明していきます。

必要となるもの
  • ハスクチップ
  • フィルター
  • ケース
  • エサ
  • 霧吹き(あると便利)

ハスクチップが飼いやすい

100円ショップで購入したハスクチップ

では、どのように飼うのが良いかというと、私はハスクチップをお勧めします。
写真の商品はヤシガラチップと記載されていますが、ハスクチップと呼ばれる方が多いと思います。

ハスクチップとは、ヤシの木を乾燥させて小さくしたものになります。

こちらには、ダニなどが寄り付きにくいと言う点と保水力や管理のしやすさがあります。

そして、オオクワガタやカブトムシが転倒してしまったときも起き上がりやすいです。

なので、別で木や枝などを入れる必要もありません。
見た目が寂しいので入れてあげた方が良いとか、木の裏などに引っ付いて落ち着きそうとかはあるとは思います。

掃除方法は、カブトムシなどを一旦出して、ハスクチップごと全て捨て、新しいのに交換するだけです。

入れる量や種類によって期間は違いますが、私の場合は節約して出来るだけ少ない量を入れて細目に変えています。
夏場は変える頻度が早くなり、冬は遅くなります。

例えば、1匹で飼育しているケースで夏の場合は2週間に1度ですが、カブトムシや大きな種のクワガタの場合は1週間に1回などです。
寒い時期になれば、3週間に1度となり、冬眠中は2~3か月とかになります。

要するに臭くなる前に替えるとか、汚そうに見えたら替えてあげる感じです。

コバエが入らないようにするフィルター

100円ショップで購入したフィルター

次にコバエ対策になるのですが、たとえばホームセンターでカブトムシが売っていて、コバエもケースの中にいたりするのを見たことはないでしょうか?

放っておくとマットなどに卵を産んで、どんどん増えてしまいます。

専用のケースであれば、コバエが侵入出来ないような小さな穴になっていたり、小さなフィルターを挟んで入れなくなっています。

もし通常の虫かごで飼育する場合は、上部に大き目の空気穴がたくさん空いていると思いますので、フィルターを挟んで下さい。

フィルターとは、薄いガーゼのようなもので、ケースとフタの間に挟んでコバエなどが入らないようにするものです。

写真のものは、マスク(不織布)の薄いようなシートになっていてかなり目が細かく、コバエなどは入れない感じになっています。

虫専用のものもありますし、100円ショップなどでも代用できるものがありますので探してみて下さい。

もしなければ、見た目は微妙ですが新聞紙などを挟んでもコバエの侵入を防ぐことは出来ます。

ケースと飼育する数

100円ショップで購入した虫かご

次に飼育する数になります。

オオクワガタであれば、1匹で飼育するのが普通になります。
一緒に入れてしまうとケンカをして弱ってしまう可能性が高まります。

カブトムシの場合も1匹や大きなケースに少ない数で飼育した方が長生きします。
ケンカする可能性が少なければ、それだけ長生きにつながるということです。

もちろんですが、このケンカをさせるのも醍醐味になります。

カブトムシ同士の戦いやクワガタとの対決など面白さもあるので飼い方は人それぞれになります。

例えばですが、写真のような虫かごであれば、カブトムシやオオクワガタを1匹で飼育するくらいの大きさとなります。

オスとメスを一緒に入れるのであれば、別に問題はないと思います。

家に合った虫かご(ケース)を例にして見るとカブトムシであれば、下記のような数で飼育をしています。

ケースの大きさ飼育する匹数
高さ(12.3cm)× 横(17.7cm)× 奥行(11.5cm)
※写真の虫かご
1匹
高さ(20cm)× 横(30cm)× 奥行(20cm)2~3匹
高さ(26cm)× 横(44cm)× 奥行(35cm)5~6匹

エサは驚くほどよく食べる

カブトムシ用のエサ

カブトムシであれば、7月~9月くらいまでが成虫として生きる期間となります。

多ければ1日に1つのエサを食べます(1つは15g~18gぐらい)
あげればもっと食べると思います。

100円ショップで買ったものは、16個入りなので半月程度でしょうか。

私の場合は、2~3日に1回くらいにしています。

飼育する数や期間を考えて、ホームセンターなどでたくさん入ったものを買った方が安くなると思いますので、ぜひ確認してみて下さい。

霧吹きがあれば簡単に補水出来る

100円ショップで購入した霧吹き

ケース内の湿度についてですが、乾燥状態が続いてしまうと足が取れてしまったり、弱ってしまいます。

特に上部が開いているケースは結構乾燥してしまいます。
なので、定期的に補水をしてあげる必要があります。

その時に霧吹きがあれば、簡単です。
近くに置いといて乾燥してそうと思えばシュっとやるだけです。

私の場合は、カブトムシやクワガタの上からそのまま霧吹きします。
自然界でも急に雨が降ってくることはあるでしょうから。

100円ショップに売っていますのであれば重宝します。

もしなければ、適当に全体を湿らすように補水してあげれば大丈夫です。

飼育する上での注意点

注意事項にびっくりする男性

飼育する上で注意点があります。

自然界では当たり前ですが、カブトムシなどはダニと共存しています。

マットや枝などにもダニがいるので、ちゃんと駆除してから飼育した方が良いです。

そのほかに日本の夏は暑いので、カブトムシやクワガタにとってはとても危険な環境になってしまいます。

出来るだけ涼しい環境を整えて飼育する必要があります。

害虫を駆除しよう

屋外で害虫駆除をする様子

屋外で飼育するのであれば、そこまで気にならないかもしれませんが、家の中で飼育するのであれば害虫を駆除した方が良いです。

害虫とは、土や枝などを入れるのであれば、そこについている小さな虫(ダニなど)です。

ハスクチップにも寄り付きにくいとは言え、多少はいます。
出来るだけダニが発生しないように対策をしておいた方が家族の理解も得られると思います。

私は、成虫を飼育する場合は下記で害虫駆除をしています。

害虫を駆除する方法
  • 木の枝などを入れる時は熱湯消毒をして、乾燥させてから使用
  • ハスクチップを使用する場合は、カラカラに天日干ししてから使用

温度について

暑そうなところにある温度計

カブトムシやオオクワガタは余りにも暑い環境は苦手です。

温度で言うと30℃を超えてくるとちょっと危険になってきます。

私の場合は、普段はクーラーが効いたリビングに置いていますので、大体28℃くらいだと思います。

ただ、誰もいない時間帯や夜中暑い時は、30℃を超えてきます。


日中の暑い時間帯だと35℃を超えるような場合もあります。
長時間暑い状態が続くことはないので助かっているのだと思いますが、確実にダメージはあると思います。

例えば玄関や涼しい部屋があるのであれば、そこがベストではあります。

あとは扇風機を回すとか、一時的に発砲スチロール内に入れて冷やしてあげるとかになってきます。

旅行などで長期間家を空ける時は、思い切ってエアコンを付けっぱなしにするのが簡単ではあります。

再利用と場所の確保

幼虫飼育で使用する空き瓶

私の場合は、毎年クワガタの幼虫を飼育します。
その時に、菌糸ビン(きんしビン)と言われるビンを使用します。

透明のプラスチックのビンで上のフタに空気穴があります。(コバエが入れない仕組み)

ペットボトルが少し厚めになり直径が大きいというイメージのものでしょうか。

この使用し終わったビンは、成虫の飼育に使用出来るんです。

800ccのビンと1400ccのビンをよく使用するのですが、オスの場合は大きな方でメスの場合は小さい方で飼育しています。

ちょっと狭くてかわいそうと思えますが、スペースが確保出来るのと動けない分長生きもします。

もしかするとストレス的なものはあるのかもしれませんが、これに入れて寿命が短かったという経験はありません。

まとめ

まとめの記載があるノート

カブトムシやクワガタを飼う場合に最低限必要なものと注意すべき点を書いてみました。

簡単な飼育方法や害虫対策を行っていただければ、気持ちよく飼えると思います。

特にハスクチップで飼育することにより、転倒防止や掃除のしやすさもありますのでぜひ検討してみて下さい。

エサやりや世話など面倒だと思われるかもしれませんが、観察したり計画を立てたりと意外にそれが癒しとなりストレス発散となっています。

もし興味があれば、カブトムシやクワガタの飼育にチャレンジしてみて下さいね。

オオクワガタの幼虫飼育については、下記でまとめています。

カブトムシの幼虫飼育については下記でまとめています